1990年製、マイクベンダーとD.P.カーセンブロック共同製作時代の初期オメガDPKキューになります。中でも数が少なく人気の高い「鍵盤型リング」がバット上下に配置されております。このリングデザインはカーセンブロックが自身DPK名義の作品でも使用していたこともありオメガの中でも特に好まれているデザインです。96年に工房を閉め終了したオメガですが、本品には後にエドヤングにオーダーしたエクストラシャフトが1本付属します。オメガのマイクベンダーと同様にキュー製作の素人だったエドヤングにもキュー作りを教えていたカーセンブロックは96年にエドヤングの工房に移っています。エドヤングは現在キュー製作以外にもカーセンブロック関連作品のリペアや真贋鑑定も行っています。鍵盤型とサウスタイプの格子型2種のリングが入るバットのキュー尻はオメガDPKのトレードマークとなる扇状に広がった形になっています。純正のシャフトにはインサートに茶ベークが入っている仕様で、多少の使用感はありますが、コンディションは良好です。エドヤング製作のスペアシャフトはテストヒットのみの新古コンディションとなっております。