ダイヤモンド 『PRO-AM』ができるまで。工場見学!
60人ほどのクラフトマンが、素材の加工から組立まで行い、1日に40~50台のテーブルが作られているダイヤモンド社の本社工場。今回、ご厚意により、実際にテーブルを製作している現場を、工程ごとに説明をいただきながら、特別に見学させていただくことができた。
製作工程
素材
工場内の一角に置かれている素材となる木材
これはレールになる素材。木材を貼り合わせることにより強度を上げている
脚の組み立て
脚の組み立て工程。カットは機械が行うが、組み立ては全て手作業で非常に時間がかかる工程
塗装前のPRO-AM、スマートテーブルの脚
レールの加工
この機械で先程の貼り合わせた部材をレールの形に削っていく
削られて下塗装されたレール
次にCNCマシンによってポケットの入り口や各部が削られていく。テーブルの他の部品もこのマシンで加工される
レール上にダイヤモンド(ポイント)を埋め込む。材質は非常に硬質なプラスチック
部品加工完了
スマートテーブル用の扉(コイン台専用の扉)
レベリングシステムを固定するフレーム材
PRC(フェノリック樹脂コンポジット)クッションレール
ロゴ入りのエプロン(袖板)。全てのカットがされると組み立て工程に運ばれる
塗装
ダイヤモンド ライトの枠組み塗装
エプロン(袖板)コーナーの塗装
クッションレールの塗装(メープル材・チェリーカラーフィニッシュ)
フレームコーナー部の塗装
ロゴの部分は手作業で塗られる
組み立て
クッションレールを裏返して組み上げていく
クッションレールとエプロン部分の組み上げ
組み上がった部品は、次の工程で表面処理される。つなぎ目の部分をスムーズに外側から3段階に分け、ヤスリを掛け一体感がでるように仕上げていく
保管と出荷
こちらはトーナメントなどで使われるテーブル。このような形で保管されている
テーブルの裏側。輸送時は脚を外してこのドアを開けて中に保管する
北米へ製品を届ける場合は、このようにカートに載せた状態で届けられる
北米以外でも脚のみ外した完成型で輸送されることもある
日本の場合、組み上げた状態での搬入は難しいので、お客様へお届けする前に予め搬入可能な状態までビリヤード台を分解致します。
引用元