【STEP01】楽しさを体験! はじめよう!ビリヤード
ビリヤードの道具と使い方をおぼえよう『どうぐのなまえ』
ビリヤードテーブル
一般のスポーツで言えばコートやグラウンドに相当する、土台となるアイテムであり設備。国内で最もよく目にする「ポケットビリヤード」テーブルは、長方形のプレーエリアと6つのポケットを備え、ゴム製のクッションに囲まれている。タテ290cm×ヨコ160cmで、重さは実に約400kg。これは石板が載せられているためだ。
水平が命の石板
ボールが転がるプレーエリアは、石板の表面に布を張ることで作られている。石版は3枚1組で合計300kg近くになる。木のフレームに石版を載せて、徹底的に水平を取って組み立てる。
バリエーション豊富なラシャ
石版に張られた布は「ラシャ」または「クロス」と呼ばれる。グリーンが定番カラーだが、赤、青、紫、ベージュなど様々な色がある。また、用いる繊維の種類や織り方によりボールの転がり方は変わる。
テーブルの調整で難易度が変わる
ポケット口の幅や角度を変えることで、テーブルの難易度を調整することができる(熟練の職人技が必要)。また、天候(主に湿度)や空調の効き具合によってもラシャやクッションのコンディションは変化する