【STEP01】楽しさを体験! はじめよう!ビリヤード
ビリヤードの道具と使い方をおぼえよう『どうぐのなまえ』
キュー
これがなくては始まらない、ボールを撞く木の棒。長さは150cm弱で、持ち運びがしやすいように真ん中のネジで2つに分割できるようになっている。真ん中から上の細い方を「シャフト」、下の太い方を「バット」と言い、ともに木(メイプルなどの銘木)が原材料だ。カーボンなどの化学素材も使われることもある。
ボールに触れるのは「タップ」
実際にボールに触れるのはキューの先端に取り付けられた「タップ」と呼ばれる革製の部品(樹脂製もある)。タップは消耗品で、「先角」(さきづの)という白い樹脂製のパーツの上に接着剤で付けられている。
シャフトは消耗品で交換可能
真ん中から上の細い方、「シャフト」。1本のムク材から削り出した「ノーマル」シャフトから、何ピースもの木を貼り合わせたり、特殊な内部構造にして性能をアップさせた「ハイテク」シャフトなど様々なものがある。
ネジの規格は様々
シャフトとバットはネジで繋ぐようになっていて、この結合部を「ジョイント」、金属のオスネジを「ジョイントピン」と言う。ジョイントピンの種類は汎用規格のネジからメーカー独自のオリジナル品まで様々。
バットのデザインは無数
真ん中から下の太い方、「バット」。色・柄・デザインは無数にあり、安価なキューを除くと、異なる木同士を組み合わて削ったり、木に金属・貝・樹脂などを埋め込んで作られている。高価な一点物も存在する。